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  1. 入善町議会 2008-03-01
    平成20年第14回(3月)定例会(第1号)  提案理由説明


    取得元: 入善町議会公式サイト
    最終取得日: 2021-09-19
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいウィンドウで開きます) 平成20年第14回(3月)定例会(第1号)  提案理由説明 2008-03-04 文書発言の移動 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ・別画面表示ツール 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ(新しいウィンドウで開きます) 別窓表示(新しいウィンドウで開きます) ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 発言単文選択全文表示を切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者表示切り替え 全 31 発言 / ヒット 0 発言 すべての発言ヒット発言表示切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示を実行・チェックの一括変更 選択表示 すべて選択 すべて解除 発言者一覧 選択 1 :  ◯議長谷口一男君) 選択 2 :  ◯議長谷口一男君) 選択 3 :  ◯議長谷口一男君) 選択 4 :  ◯議長谷口一男君) 選択 5 :  ◯議長谷口一男君) 選択 6 :  ◯議長谷口一男君) 選択 7 :  ◯議長谷口一男君) 選択 8 :  ◯議長谷口一男君) 選択 9 :  ◯議長谷口一男君) 選択 10 :  ◯町長米澤政明君) 選択 11 :  ◯議長谷口一男君) 選択 12 :  ◯議長谷口一男君) 選択 13 :  ◯議長谷口一男君) 選択 14 :  ◯議長谷口一男君) 選択 15 :  ◯議長谷口一男君) 選択 16 :  ◯議長谷口一男君) 選択 17 :  ◯議長谷口一男君) 選択 18 :  ◯議長谷口一男君) 選択 19 :  ◯議長谷口一男君) 選択 20 :  ◯議長谷口一男君) 選択 21 :  ◯議長谷口一男君) 選択 22 :  ◯議長谷口一男君) 選択 23 :  ◯町長米澤政明君) 選択 24 :  ◯議長谷口一男君) 選択 25 :  ◯議長谷口一男君) 選択 26 :  ◯議長谷口一男君) 選択 27 :  ◯議長谷口一男君) 選択 28 :  ◯議長谷口一男君) 選択 29 :  ◯議長谷口一男君) 選択 30 :  ◯議長谷口一男君) 選択 31 :  ◯議長谷口一男君) ↑ ページの先頭へ 本文 ▼最初のヒットへ (全 0 ヒット) 1: 議事の経過  午前10時00分 開会           開会の宣告 ◯議長谷口一男君) ただいまより第14回入善町議会定例会を開会し、直ちに本日の会議を開きます。  初めに、このたびの高波被害により犠牲となられた方の御冥福をお祈りするとともに、被災された住民の皆様に心からお見舞いを申し上げます。被災された皆様が一日も早くもとの生活に戻られますよう、議会として全力で支援してまいる決意であります。  町当局におかれては、災害発生直後の混乱から、町長をトップに災害対策本部を設置し、避難勧告発令など、住民の生命を守るために素早い初動体制であったと思います。  被災地には、町内外から多くのボランティアがスコップを持って駆けつけていただきました。被災された住民の皆様は、ボランティアの姿に勇気と希望をもらわれたのではないでしょうか。  災害救助法の適用により、国、県の力強い支援ができました。被災住民が将来にわたって安心できるよう、高波対策に万全を期すために、今後とも国及び県に対し粘り強く要請されることを望みます。        ─────────────────────────           諸般の報告 2: ◯議長谷口一男君) 日程に先立ち、諸般の報告をいたします。  まず初めに、本定例会における説明員の出席要求に対し、町長、副町長、教育委員長、教育長及び関係各課長が出席する旨の報告がありました。  次に、本定例会における事務職員は、事務局長 田中広司君、局長代理 小林一雄君、主査 城崎正宣君、主任 坂東晴美君であります。  次に、1月21日全員協議会以降の主なる活動を報告します。  1月22日、新川広域圏組合議会、議会運営委員会が開催され、2月定例会の議案説明を受けました。  同日、新川経済倶楽部の地域賞授賞式が魚津市内で開催され、議会を代表し、松澤副議長に出席いただきました。  25日、世界タイトルに挑戦した池原信遂さんが来町され、町民の皆さんの熱い応援に感謝の報告をされました。戦う姿は多くの町民に勇気と夢を与えてくれたことに感謝いたしました。  31日、日本海・関東首都圏連絡道路建設構想推進会議メンバーの県議会議員、2市2町首長、議長及び商工会関係者とともに白馬村との懇談会に出席し、新川ルートの必要性を訴え、今後、本格的な行動を目指し、経済、民間交流を推進することを確認いたしました。  2月2日、子ども食育フェスタが町民会館で開催され、議員の皆さんとともに出席し、小中学校の研究発表、食育大使の王さんの講演など、多くの親子連れで盛況でありました。
     18日、新川広域圏組合議会の議案説明会があり、組合議員とともに出席し、新年度予算等の説明を受けました。  同日、富山県町村議会議長協議会及び臨時総会が富山市で開催され、新年度事業及び予算を審議し、立山町議会の議長就任に伴う役員改選を承認いたしました。  20日から21日まで、全国町村議会広報研修が東京で開催され、大橋議員、鬼原議員が出席しています。  22日、東部議会議長協議会の研修会が入善町で開催され、北陸経済研究所講師から「2008年の経済動向について」と題し講演を受けました。  25日、全員協議会終了後、被災現場を全議員とともに現地視察を行いました。  26日、富山県町村議会議長会定期総会及び研修会が富山市で開催され、総会の席上にて全国町村議会議長会表彰の伝達があり、自治功労者表彰として元島議員、九里議員が受賞されました。  28日、新川広域圏組合議会定例会が黒部市宇奈月庁舎で開会され、平成20年度事業及び予算について審議してまいりました。  同日午後に、被災現場の視察を踏まえ、急遽、上田県議会議員とともに入善町議会として県知事に復旧支援の要請を行いました。あわせて、県庁関係部局及び県議会に要請行動を行いました。  29日、新川介護保険組合議会2月定例会が開会され、平成20年度事業及び予算について審議してまいりました。  3月1日、入善高等学校卒業式が挙行され、議会を代表し参列いたしました。  3日、このたびの高波災害において災害救助法の適用に尽力いただいた県知事に対し、町長とともに感謝申し上げ、今後の復旧支援と国等関係機関への働きかけを要請し、あわせて県庁関係部局及び県議会に要請をいたしました。  以上で諸般の報告を終わります。        ─────────────────────────           会議録署名議員の指名 3: ◯議長谷口一男君) これより本日の日程に入ります。   日程第1 会議録署名議員の指名を行います。   署名議員には、2番 中瀬範幸君、3番 長田武志君を指名いたします。        ─────────────────────────           会期の決定 4: ◯議長谷口一男君) 次に、日程第2 会期の決定についてを議題といたします。  お諮りいたします。今期定例会の会期は、本日4日から14日までの11日間といたしたいが、これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 5: ◯議長谷口一男君) 御異議なしと認めます。よって、会期は本日から14日までの11日間と決定いたしました。        ─────────────────────────           報告第1号 6: ◯議長谷口一男君) 次に、日程第3 報告第1号 寄附の受け入れについてを議題といたします。  内容は職員に朗読させます。坂東主任。  〔主任(坂東晴美君)が資料を朗読〕 7: ◯議長谷口一男君) ただいまの報告第1号 寄附の受け入れについて、寄附者の御厚志に深く感謝申し上げます。  以上、朗読をもって報告を終わります。  (※当号末に寄附一覧表を掲載)        ─────────────────────────           議案第1号ないし議案第33号 8: ◯議長谷口一男君) 次に、日程第4 議案第1号 平成20年度入善町一般会計予算ないし議案第33号 町道路線の認定、廃止及び変更についてまでの議案33件について議題といたします。  (提案理由の説明) 9: ◯議長谷口一男君) ただいま上程した案件について、提案理由の説明を求めます。  米澤町長。  〔町長 米澤政明君 登壇〕 10: ◯町長米澤政明君) 皆さん、おはようございます。  3月議会の開会に当たりまして、各議案の提案理由を説明させていただく前に、このたびの芦崎地区を襲った高波で被災されました方々に心よりお見舞い申し上げますとともに、亡くなられた方の御冥福をお祈り申し上げます。  また、災害発生時から復旧活動に御協力をいただきました入善町消防団、入善町建設業協会をはじめ多くのボランティアの皆さん、さらには、多くの方々から救援金や救援物資、励ましのお言葉などをいただいたことに対し、深く感謝を申し上げます。  さらには、国、県の御配慮により、災害救助法の適用など、さまざまな面から支援を受けることになり、厚くお礼を申し上げます。  さて、昭和45年2月の高波災害を教訓に、地域の安全と安心を守るため、海岸保全施設の整備に努めてきたところであります。しかしながら、自然の力は想像をはるかに超えるものであり、このような災害が発生したことはまことに残念であります。  災害発生後1週間余り経過しておりますが、多くの方々の御協力により、応急的な復旧についてはほぼ完了し、災害対策現地本部も本庁に移したところであります。  町としましても、公共施設等の一日も早い復旧に努めるとともに、地域の方々が平穏な生活を取り戻すことができるよう、被災された方々に対しできる限りの支援をしてまいります。  また、入善町は今、安全・安心のまちづくりを基本としているところであり、再び災害がないよう、国・県と協議しながら、海岸保全施設の機能拡充に努めてまいりますので、御理解と御協力をお願いいたします。  初めに、本日、平成20年度の予算案をはじめとする関連議案の御審議をいただくに当たり、私の町政運営に取り組む所信の一端と施策の概要を御説明申し上げます。  平成19年は、一年を象徴する文字が「偽」であったように、年金問題や政治と金の問題、官僚の不祥事、食品表示偽装や期限切れ原材料の使用など、国民の信頼・安心を揺るがす事件が相次ぎ、現在も中国製冷凍ギョーザ問題が国民の食生活に不信・不安の影を大きく落としております。  国の平成20年度経済見通しにおいては、世界経済の回復が続く中、企業部門の底堅さが持続するとともに、家計部門が緩やかに改善するとあります。しかしながら、米国における低所得者向け融資の焦げつき、いわゆるサブプライム・ローン問題が国際的な金融不安を引き起こし、さらには原油や小麦など原材料の高騰にも拍車をかけました。  また、税制改正に伴う実質的な所得の減少や社会保障費の負担増などによる可処分所得の減少が見られ、景気回復は腰折れの感を呈しております。  今まさに、物価が上昇する中、所得が減少していくという、戦後、日本が一度も経験したことのないスタグフレーションの進行が危惧されております。  地方行財政においては、夕張問題を契機に、地方公共団体の財政の健全化に関する法律が制定され、財政指標の開示・財政の早期健全化を促す制度が整備されました。  また、昨年7月の参議院選挙などを通じて地域格差が政治問題となり、福田内閣において設置された地域活性化統合本部が昨年11月末に地方再生戦略を取りまとめたところであります。その中では、「自立と共生」を基本に、希望と安心の国づくりを進めるため、地方公共団体に対する一層の権限移譲の推進と分権型社会にふさわしい地方税財政制度の整備を目指すとしているところであります。  入善町では、人口減少や少子高齢化、地球環境問題など重大な課題に直面する中、地域づくりの姿勢として「自助・共助・公助のまちづくり」を掲げ、自主防災・自主防犯体制の整備に加え、ケアネットや要援護者マップの作成など、地域の安全・安心の確保を住民の皆さんの力をおかりして推し進めてまいりました。  また、地域活性化や地域活力の創造、安全・安心の確保、地球温暖化対策などの諸課題解決に向けて、スマートインターチェンジ整備、うるおい館建設、株式会社ウーケの誘致、食育を通じた食の安全確保、学校の耐震・大規模改造、風力発電施設建設など、自立と持続的発展に向けた事業を展開してまいりました。  今後も国の地方再生戦略を追い風に、新たな創意工夫と発想のもと、将来を見据えたまちづくりに邁進してまいります。  一方、地方分権改革推進委員会においては、「地方の活力なくして国の活力はない」と明言しており、住民にとって最も身近な基礎的自治体である市町村が、住民ニーズや地域特性を踏まえて、独自性・独創性ある施策を展開し、自立した強い地方を創出することが必要であり、自治行政権、自治立法権、自治財政権を有する完全自治体を目指すことが地方が主役の国づくりにつながるとしております。  そのためには住民との信頼関係が不可欠であり、「住民の信頼なくして基礎的自治体の発展なし」の信念で町政運営に当たってまいりたいと心に期するところであります。  住民本位の分権型社会への転換には、自己決定、自己責任、自己負担のもと、個性豊な活力に満ちた地域社会の持続的発展を可能にする新たな自治の仕組みづくりに取り組む自己改革が必要と考えております。  自己改革には、徹底した行財政改革の遂行や自治体職員の資質の向上はもとより、改革の一環として、官と民が手を携え、それぞれの役割を明確にし、ともに地域の発展のために働く「自助・共助・公助のまちづくり」のさらなる推進を目指してまいります。  地方が主役となる分権社会を開くため、強い地方の実現を目指し、職員一丸となって取り組んでまいりますので、議員並びに町民各位の御支援と御理解をお願いいたします。  次に、平成20年度の予算編成の基本方針について御説明申し上げます。  国は、希望と安心の国の実現に向け、「自立と共生」の理念に基づき、安定した経済成長を図るとともに、さらなる改革を進め、活力ある経済社会の実現、地方の自立と再生、国民が安心して暮らせる社会の実現を目指し、総額で83兆613億円余り、前年度対比で0.2%増の予算を編成したところであります。  本町におきましても、新年度予算案は、健全財政の堅持を命題としながらも、主要課題であります「安全・安心のまちづくり」「食育と健康のまちづくり」「地球温暖化防止対策の推進」「少子化対策・生み育てやすいまちづくり」「高齢者支援・地域支え合いのまちづくり」「地域経済の活性化」への重点化を図ったところであります。  しかし、三位一体の改革により、税源移譲が行われたものの、地方交付税の大幅な削減や国庫補助・負担金の見直しなどの影響から、地方の財政は大変厳しい状況となっております。  このような状況下においても、三位一体の改革による財源不足を町民に転嫁することは決してあってはならないと考えており、平成20年度予算案においても、その基本を貫いたところであります。  新年度においても、町政を後退させることなく、むしろ積極的に地域課題や町民のニーズに応えていくためには、行政サービスのあり方の再検討や新たな財源確保への努力、行財政改革の推進などにも全力で取り組んでいかなければならないところであります。  入善町では、行政と住民の役割分担や負担のあり方も含めて、将来にわたって継続可能なサービスのあり方を確立するため、自助・共助・公助のバランスのとれた地域社会の形成を目指してきたところであります。  特に「安全・安心のまちづくり」「高齢者支援・地域支え合いのまちづくり」を推進していくためには、自助・共助に対する町民の御理解なしでは実現が不可能なことから、新年度においても引き続き地域の御協力をお願いするものであります。  また、今日のように地方財政が厳しい中にあっては、国からの支援をただ受け身の姿勢で待っているだけでは、行政運営に必要な財源を将来にわたって確保することは困難であると考えており、町が独自に新たな財源を確保していくためには、企業の進出が必要不可欠であることから、地域経済の活性化を推進していくためにも、積極的に企業誘致を進めてまいります。  今後とも健全財政を維持しながら、町民のニーズに応えていくためには、スリムで無理むだのない行政運営、そのための行財政改革の着実な実行が必要であり、入善町が将来にわたって行政の使命を果たし続けるためにも、常に危機意識を持って行政の執行に当たっていかなければならないと考えております。  なお、新年度は大型プロジェクトが多いとは言えないものの、町の将来を見据えたまちづくりを行うためのさまざまな計画策定を盛り込んだところであり、入善町が次なる時代でさらなる飛躍をするための準備を進めるための予算としております。  次に、予算案の概要について申し上げます。  まず一般会計でありますが、総額で96億8,930万円であります。平成19年度当初予算に比較して7.1%の減額となりました。  減額の主な要因といたしましては、平成19年度でうるおい館建設事業やスマートインターチェンジ整備といった大型プロジェクトが完了したことや、当初予算での計上を予定しておりました入善中学校管理棟の大規模改造事業が、国の補正を受けて平成19年度に前倒しをしたことなどによるものであります。  また、高い利率で借り入れをしている地方債の一部が繰上償還の対象となったことから、新年度で繰上償還を行い、後年度の公債費負担の軽減を図るものであります。  計上しております主な事業といたしましては、1、防災行政ラジオの普及、町内会単位での自主防災活動の推進などの「安全・安心のまちづくり」事業、2、食育の日の制定、食育イベントの開催、地産地消の推進などの「食育と健康のまちづくり」事業、3、新風力発電基本調査、新エネルギービジョンの策定、CO21万トン削減運動の実施、環境フェアの開催などの「地球温暖化防止対策の推進」事業、4、児童医療費助成の拡充、保育・教育環境の充実、統合保育所整備などの「少子化対策・生み育てやすいまちづくり」事業、5、後期高齢者医療制度への対応、要援護者支援などの「高齢者支援・地域支え合いのまちづくり」事業、6、市街地空間整備、深層水のさらなる利活用の支援、起業支援、農業をはじめとした産業振興など「地域経済の活性化」事業などであります。  次に、国民健康保険特別会計でありますが、医療費については、ほぼ横ばいであるものの、65歳以上の退職被保険者が一般被保険者に移行することで、高額医療費の共同事業拠出金が増加することなどに伴い、平成19年度に比較して9.5%増の24億9,061万8,000円となったところであります。  なお、平成15年度から国保税率の改定を見送ってきたところでありますが、新年度において、後期高齢者支援金の新設などに伴い国保税の税率を改定し、制度に見合った負担をお願いするものであります。  老人保健医療特別会計につきましては、制度が後期高齢者医療制度へ移行することに伴い、平成20年度では前年度精算に係る費用のみを計上したところであり、平成19年度に比較して89.4%と大幅減の3億720万円となっております。  簡易水道特別会計は4,110万円、育英奨学資金特別会計は500万円であります。  下水道特別会計につきましては、管路整備費や汚泥処理施設整備費の減額などにより14.9%減の20億3,900万円、農業集落排水特別会計は、舟見・野中地区の整備促進費が最終年度を迎えることから、25.9%減の6億2,590万円であります。  なお、新たに後期高齢者医療特別会計を設置し、5億5,924万円を計上したところであり、合わせて総額157億5,735万8,000円となり、平成19年度当初予算と比較して16.5%減の予算案となりました。  それでは、平成20年度の主要施策を御説明申し上げます。  第1に、「安全・安心のまちづくり」について申し上げます。  安全・安心は、町民生活すべての基本であるとともに、生活拠点の重要な基盤でもあります。災害等への危機管理能力の向上、犯罪等町民生活へのさまざまな脅威に対する安全性の強化や抑止力確保の視点から、すべての町民の生活を守るため、行政活動の基本として最重要課題に位置づけております。  昨年、石川県、新潟県において大規模な地震が発生し、両県とも大きな被害を受けました。ボランティア派遣した職員とともに柏崎市へ出向きましたが、すさまじい災害の傷跡を前に、日ごろからの備えにより減災体制を構築することが大切であると感じたところであります。  そのため、新年度におきましては、町防災無線を受信可能な防災行政ラジオの普及に取り組み、災害時でも確実に情報伝達ができる体制を構築してまいります。  また、各家庭が災害時に戸惑うことなく迅速な初期行動がとれるよう、より身近な区や班単位で安否確認や集合場所などを話し合い、取り決めた事項を配布する「わがまち災害安心カード」事業を取り組んでまいります。  また、洪水に対する備えとして、黒部川ハザードマップに続き小川・舟川ハザードマップを作成し、小川・舟川沿いの浸水が想定される区域の住民へ浸水区域や避難施設などの情報を提供してまいります。  また、雪害対策においては、冬期間の道路の安全確保のため、除雪トラックの更新を行い、除雪体制の機動力向上と効率化を図り、安全な道路状態を確保するよう努めてまいります。  防犯対策につきましては、各地区の区長会や各種団体の御尽力と地域住民の御理解、御協力により全地区において自主防犯パトロール隊を中心に活発な活動を行っていただいているところであり、感謝申し上げます。  犯罪や事故防止のため、防犯パトロール隊への活動助成を引き続き行うとともに、入善町安全なまちづくり推進センターを中心に、組織間の情報共有や協力体制の強化を図ってまいります。また、青色回転灯を装備した防犯パトロール車につきましては、全地区への配備を行ったところでありますが、一層の活動強化のため、配備の拡充を行ってまいります。  防犯灯につきましては、引き続き設置枠を拡充し、通学路などを中心として設置を進めてまいります。  鳥獣被害対策につきましては、昨年初めて設置した電気柵を延長し、住民の安全・安心の確保に努めます。  さらに、野生鳥獣の異常な出没に対応するため、箱わななどを積極的に導入し、農作物への被害の軽減に努めてまいります。  最近のニュースを見ておりますと、親が子を、子が親を殺める事件が頻発しております。その前兆を見過ごさないためにも、児童虐待、高齢者虐待、DVなど、これまで別々に対応していた相談窓口を、統一した虐待相談窓口を設置し、家庭内虐待の早期発見や適切な対応を図るとともに、虐待防止の啓発に努めてまいります。  防火対策につきましては、住宅用火災警報器の設置期限が本年5月31日までと迫っていることから、消防関係機関並びに区長連絡協議会などとも連携を図りながら設置の促進に努め、住宅火災による犠牲者ゼロを目指します。  救急救命体制につきましては、救急救命士の増員並びに薬剤投与認定救命士の養成を行い、救急医療の高度化を図るとともに、自動体外式除細動器(AED)や応急手当法の普及に努め、救命率の向上に努めます。
     第2に、「食育と健康のまちづくり」について申し上げます。  近年、食習慣の乱れなどによる生活習慣病の増加などが問題となっております。食育を通じて健康を確保することは町民の願いでもあり、そのため町では、昨年12月に入善町食育推進計画を策定し、食育に係る具体的な取り組み方針を決定したところであります。  この計画に定められた目標実現に向け、家庭、学校、地域や関係機関と連携を図りながら、町民ぐるみで食育を推進してまいります。  重点事業としては、「食育の日」を設定することによる啓蒙活動、朝食欠食率ゼロ運動の展開、19年度に引き続き、入善子ども食育フェスタを開催してまいります。  そのほかには、生産者の顔が見える安全・安心な地場産食材を活用した「元気とふれあいの学校給食づくり事業」や「米飯学校給食良質米普及事業」などによる地産地消の推進、また農業体験とわくわくクッキングをあわせて行う「入善っ子食育教室」の実施など、総合的に食育に取り組んでまいります。  学校給食につきましては、学校給食検討委員会の答申を受けて、入善西中学校において上青小学校との共同調理を実施するとともに、今後とも安全・安心でおいしい学校給食を提供してまいります。  健康施策につきましては、医療制度改革に伴い、医療費の多くを占める生活習慣病を改善するために、メタボリックシンドロームの予防に着目した特定健康診査の実施と、特定保健指導を充実するほか、メタボリック予防ヘルスクッキングも継続して実施してまいります。  また、「すこやか親子推進事業」として、乳幼児期からの正しい生活習慣を確立するため、「早寝・早起き・朝ごはん」をテーマとして、3カ月健診など節目となる健診ごとに生活習慣のチェックを行ってまいります。  健全な母体や胎児の健康確保を図るため、妊婦一般健康診査の自己負担の軽減や4カ月未満児の育児支援家庭訪問を従来1回実施しておりましたが、ハイリスクな乳児や育児に悩む母親などを支援するため、継続して訪問を行うなど母子保健事業を充実してまいります。  壮年期・更年期では、働き盛りの元気わくわく教室を継続し、自主的な運動習慣の実践となるよう支援してまいります。  がん対策としては、肺がんの早期発見のために、ヘリカルCT検査に取り組み、より一層の検診体制の充実を図ってまいります。  健康づくりに不可欠な運動習慣については、総合型地域スポーツクラブ「スポーツクラブ入善」の活動に引き続き支援を行い、気軽に運動に親しめる環境を整備してまいります。  第3に、「地球温暖化防止対策の推進」について申し上げます。  地球を取り巻く環境問題は深刻な状況にあり、特に地球温暖化防止は喫緊の課題であり、美しい風土を子々孫々に残すためにも対策を講じる必要があります。そのため、温室効果ガスである二酸化炭素(CO2)の排出量の削減に取り組んでまいります。  全世帯への実践プログラムの配布、マイバッグ運動やブラックイルミネーションなどをお願いし、事業者へは独自の取り組みをお願いするなど、町民、事業者、行政が一体となり、町全体で排出量1万トン削減を目標として取り組みを推進してまいります。  また、町民ぐるみで地球温暖化防止について考えていただく機会として、第1回入善環境フェアを開催し、環境にやさしい循環型社会のまちづくり、エコライフスタイルの導入に向けた意識づけを行ってまいります。  さらに、限りある資源の有効活用を目指し、リサイクル活動を一層推進するため、上原と西部の再生広場で古新聞や古雑誌の回収事業を行い、循環型社会の構築とごみの抑制を図ってまいります。  町におきましても、風力発電、太陽光発電など自然エネルギーの活用を行ってまいりましたが、今後も積極的な取り組みが求められております。町には太陽光、風力、水力などといった利用可能な自然エネルギーが豊富にあります。その有効活用を検討するため、新エネルギービジョンの策定を行ってまいります。  また、入善浄化センターでの風力発電施設は昨年6月から順調に稼働しており、地球温暖化防止に大きく寄与しております。入善町は全国的にも風況がよい地域であり、新たな風力発電施設の導入の可能性について検討するため、基本調査を行ってまいります。  また、資源循環型農業を推進するため、バイオマス資源として効用の高い菜種生産と搾油設備の整備について支援してまいります。  第4に、「少子化対策・生み育てやすいまちづくり」について申し上げます。  平成19年の出生数は220人であり、久しぶりに200人を超えました。平成18年の出生数から28人増加、平成17年からは50人も出生数が増え、大変喜んでおりますが、なお一層の「少子化対策・生み育てやすいまちづくり」を推進しなければならないと考えております。  そこで、これまで幼児・児童の医療費を小学校3年生まで無料としておりましたが、今年10月より小学校6年生終了までに拡大を行い、次代を担う子どもたちの健康を守るとともに、子育て世代の親の負担軽減を図ってまいります。  保育所運営につきましては、保護者が安心して預けることができる保育サービスを提供する必要があります。  近年はゼロ歳児などの利用も多いことから、猛暑への対策として、保育所施設にエアコンの増設をしてまいります。  また、保育所のあり方については、「1小学校下1保育所」を基本として適正配置してまいりますが、第一弾として、舟見保育所と野中保育所の統合保育所を新たに建設いたします。この保育所はひばり野小学校に併設し、調理室を共有しております。そのことから、保育所、小学校相互の連携を図ることのできる施設として整備してまいります。  育児支援につきましては、子育て支援センターやファミリーサポートセンター、病時・病後児保育、学童保育など、引き続ききめ細やかな対応に努めます。  学校教育環境につきましては、少子化や核家族化の進展など、社会や家庭環境が大きく変化しており、学校での生活に適応できない児童が増えつつあります。このため、未就学児の体験入学など「幼・保・小ふれあい事業」を引き続き全小学校で行い、子どもたちの健全な成長を促してまいります。  不登校やいじめ等の対策として、小学校に子どもと親の相談員、中学校に心の教室相談員を配置し、問題行動の未然防止に努めるとともに、不登校児童生徒に対する適応指導に取り組むため、教育センターに適応指導教室を引き続き設置し、再登校への支援を推進してまいります。また、発達障害のある児童の学習活動を支援するための特別支援スタディメイトを小学校に配置いたします。  中学校においてLANの整備を行い、情報化社会を担う子どもたちが、校内のあらゆる教室からネットワークを活用することにより、情報教育を享受できる環境の整備を図ってまいります。  また、教職員用パソコンの整備を計画的に進め、情報教育の一層の推進に努めます。  子どもの活字離れや国語力の低下が指摘されており、子どもの読書環境を整えるため小学校に派遣している図書館司書を中学校にも派遣し、読書教育の拡充に努めてまいります。  青年期に異国の文化に触れることは貴重な経験であることから、現在、中学生・高校生を姉妹都市であるアメリカフォレストグローブ市や中国哈密市へ、また寄附により設置された異文化理解教育基金をもとに、カンボジア王国への派遣を引き続き実施してまいります。  第5に、「高齢者支援・地域支え合いのまちづくり」について申し上げます。  高齢者福祉につきましては、新たな健診制度に基づき、要介護状態になるおそれのある特定高齢者の把握を行うため、高齢者の生活機能チェックをはじめとする生活機能評価を実施し、通所型及び訪問型による介護予防事業の効果的な実施に努めます。  また、配食サービス等の在宅支援やシルバー人材センターの運営支援など、生きがい対策の充実に努めてまいります。  ひとり暮らし高齢者など要援護者の安全・安心の確保のため、昨年度から取り組んでおります要援護者台帳やマップの更新を図りながら、住民主体のケアネット活動などと連携し、さらなる共助の地域づくりを推進してまいります。  また、共助の地域づくりに有効なボランティアセンターの運営に対し支援を継続するとともに、新たに研修や普及啓発などを行うセンター活動についても支援を行い、ボランティア推進ネットワークの強化を図ります。  障害者福祉につきましては、障害福祉サービスに係る利用者負担の軽減を今年7月よりさらに拡大するとともに、通所サービス事業者の経営基盤強化を図るため報酬単価の見直しを行い、より安定したノーマライゼーション社会の構築を目指してまいります。  第6に、「地域経済の活性化」事業について申し上げます。  昨年7月にはスマートインターチェンジの本格運用が開始され、20年度にはいよいよ中央通り線が完成をいたします。これでインターチェンジから入善駅までの都市軸が確立することになります。  またその都市軸上に、中心市街地交流施設である「うるおい館」が4月12日に竣工いたします。指定管理者制度を導入して効率的な管理運営を行うとともに、隣接するホテルや商工会などとも十分に連携をとりながら、まちなかでの交流人口の増加など、中心市街地の活性化の拠点となるべく運営をしてまいります。  また、うるおい館の完成後は武村福祉会館を取り壊し、その跡地と花月公園周辺の再整備を行ってまいります。市街地にうるおいある緑の空間を確保することで、親子が触れ合って遊ぶことができる環境を整え、うるおい館と一体として市街地に人が集える空間の整備をしてまいります。  幹線町道の整備につきましては、スマートインターチェンジを基点とした町道の新たな交通体系を見据え、幹線道路網計画に基づき、入善駅国道線など主要5路線の整備促進に努めてまいります。  次に、産業経済の活性化についてであります。  農業施策につきましては、地域営農を担う農業経営体の法人化や機械・施設整備を支援するとともに、担い手を目指す農業者を対象に経営規模拡大のための整備資金借り入れの利子助成を行い、認定農業者への移行を推進し、効率的かつ安定的な農業経営を目指す担い手の育成と確保に努めてまいります。  海洋深層水活用事業では、現在行っているアワビ養殖の実証試験が良好な結果であることから、飼育水槽改良など養殖施設の整備に対し支援を行い、低コストで安定出荷できる養殖事業の確立を目指してまいります。  また、海洋深層水の低温性を活用して、海洋深層水団地に進出する企業内で冷却媒体として活用し、その結果、加温された深層水を再びアワビ養殖やその他の事業に多段的活用するなど、新たに海洋深層水の活用方法を拡大してまいります。  町特産のチューリップを活用したフラワーロードを引き続き実施し、観光交流を一層促進してまいります。本年は運動公園西側で実施するとともに、サンウェルにおいてもオープンカフェを行うなど連携してまいります。また、今回は5.3ヘクタールの圃場にチューリップと菜の花を植えており、見た目にもイベントとしても魅力あるフラワーロードとなるよう努めてまいります。  企業誘致につきましては、昨年11月に米の卸売会社「神明」と総合商社「丸紅」が共同出資をした株式会社ウーケの誘致に成功し、4月からの工事着工に向け準備が進められております。今後も県と連携しながら積極的な企業訪問を行うとともに、企業立地助成制度や固定資産税の減免制度なども有効に利用しながら、さらなる設備投資と雇用の拡大を図るものであります。  また、初めての試みとして経営者協会や各種団体の協力をいただき、うるおい館において入善町合同入社式を開催し、企業間の相互交流を深めてまいります。  文化施設の再生として、開館後21年が経過した入善町民会館を快適で安全・安心な利用環境に改善を図るため、前年度に引き続き外壁や舞台照明設備の大規模改修を実施してまいります。  以上、主要施策について述べてまいりましたが、定員管理計画に基づく人員抑制の中で、これらの施策を確実に推進するためには、職員のスキルアップが不可欠となってまいります。また、現総合計画の計画期間が平成22年度で終了することから、職員の能力アップのための研修と、次期計画の策定準備を兼ね合わせ、次期総合計画政策提案グループを設置し、今後の行政課題に関する調査研究、またその課題解決に向けた政策の立案に取り組んでまいります。  グループのメンバーには、若手職員を積極的に登用し、既成概念にとらわれないアイデアを求めるとともに、職員のスキルアップを図ることで、全職員が一体となってまちづくりに邁進してまいる所存であります。御理解と御支援を賜りますよう、お願いを申し上げます。  それでは、次に歳入の主なものについて御説明申し上げます。  まず、町税のうち個人町民税につきましては、給与所得の減少が見込まれることから前年比3.3%減、法人町民税につきましては、町内企業の好調な業績を反映して32.4%の増、固定資産税につきましては2.8%増と試算しており、町税全体では2.1%増の37億8,500万円を見込んでおります。  地方譲与税は1.1%減の1億8,800万円、利子割交付金及び配当割交付金、株式等譲渡所得割交付金を合わせて4,300万円を計上しております。  消費の動向を踏まえ、地方消費税交付金は2億3,500万円、自動車取得税交付金は8,000万円とし、地方特例交付金においては2,850万円を見込んでおります。  地方交付税につきましては、地方再生対策費などを見込んで23億円を計上しております。  国・県支出金は、歳出に見合う額を算定し、10億2,087万1,000円を計上しております。  基金繰入金につきましては、町道の整備事業や町債の償還金の財源として財政調整基金、減債基金などから、前年度比54.3%減の2億3,600万円余りを計上しております。  町債につきましては、臨時財政対策債や(仮称)市街地空間整備事業、保育所整備事業、幹線道路整備事業などの財源として計上しております。  その他の収入につきましても、確実に見込み得る額を計上しております。  なお、特別会計の歳入におきましても制度を勘案し、歳出に見合う額を積算しております。  その他の案件について申し上げます。  予算に関するものとしまして、平成19年度入善町一般会計補正予算(第4号)や平成19年度入善町国民健康保険特別会計補正予算(第2号)、平成19年度入善町下水道特別会計補正予算(第3号)、平成19年度入善町農業集落排水特別会計補正予算(第2号)の補正予算案4件を提案しております。  条例の制定に関するものといたしましては、これまでの老人保健医療制度にかわる新たな制度の創設に伴い、入善町後期高齢者医療に関する条例の制定についてなど2件を提案しております。  また、条例の改正に関するものといたしましては、機構改革に伴う入善町行政組織条例の一部改正についてなど12件を提案しております。  条例の廃止に関するものにつきましては、今月3月31日の施設の閉館に伴う入善町武村福祉会館条例の廃止を提案しております。  そのほか、富山県市町村総合事務組合などの規約の変更に関するものを4件、さらに入善町まちなか交流施設うるおい館の指定管理者の指定について、町道路線の認定、廃止及び変更についてを提案しております。  以上をもちまして、平成20年度における町政運営の基本方針及び今回提出いたしました諸案件の説明といたします。  何とぞ慎重に審議の上、御賛同を賜りますようお願いを申し上げまして、提案理由とさせていただきます。 11: ◯議長谷口一男君) それではここで、暫時休憩をいたします。  議員全員協議会を開催いたしますので、全員委員会室へ御参集ください。  午前10時59分 休憩        ─────────────────────────  午前11時42分 再開 12: ◯議長谷口一男君) 休憩前に引き続き開議いたします。        ─────────────────────────           議案第9号 13: ◯議長谷口一男君) 次に、日程第5 議案第9号 平成19年度入善町一般会計補正予算(第4号)についてを議題といたします。  (質  疑) 14: ◯議長谷口一男君) 議案第9号について、質疑があれば承ります。  質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 15: ◯議長谷口一男君) 質疑がないものと認めます。よって、これにて質疑を終結いたします。  お諮りします。ただいま上程されている議案第9号は、入善町議会会議規則第38条第3項の規定により、常任委員会への審査付託を省略し、直ちに討論、採決の運びといたしたいが、これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 16: ◯議長谷口一男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第9号は直ちに討論、採決することに決定いたしました。  (討  論) 17: ◯議長谷口一男君) これより討論を行います。  議案第9号について御意見があれば承ります。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 18: ◯議長谷口一男君) 御意見がないものと認めます。よって、これにて討論は終結いたしました。  (採  決)
    19: ◯議長谷口一男君) これより採決いたします。  議案第9号 平成19年度入善町一般会計補正予算(第4号)について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 20: ◯議長谷口一男君) 起立全員であります。よって、議案第9号は原案のとおり可決されました。        ─────────────────────────           議案第34号 21: ◯議長谷口一男君) 次に、日程第6 議案第34号 平成19年度入善町一般会計補正予算(第5号)についてを議題といたします。  (提案理由の説明) 22: ◯議長谷口一男君) ただいま上程した案件について提案理由の説明を求めます。  米澤町長。  〔町長 米澤政明君 登壇〕 23: ◯町長米澤政明君) それでは、議案第34号 平成19年度入善町一般会計補正予算(第5号)について御説明申し上げます。  御承知のとおり、去る2月24日に非常に大きな高波が芦崎地区を襲い、尊い命を奪うとともに、多くの住宅などに甚大な被害をもたらしたところであります。  この海岸は、漁港海岸として入善町が管理しており、昭和37年から44年間にわたり、海岸の背後地である芦崎集落を守るため、国・県の支援をいただきながら、巨額の費用を投じて海岸保全の整備に努めてきたところであります。  護岸堤防や離岸堤、さらには副離岸堤、そして潜堤といった施設整備を行い、予想される高波の威力から背後地を守るための努力をしてきたところでありましたが、今回の高波は想定をはるかに超えるものであったと考えております。  今回の補正予算は、一刻も早く安心して生活できる暮らしを取り戻すため、国からできる限り早い時期に災害の認定を受け、災害復旧事業として取り組むためのものであります。  特に、次の冬季風浪に備えるためには、本年11月末をめどに工事を終える必要があり、一日も早く現地の調査や被災時の高波の推算、またその波に耐え得る海岸構造物の設計などに取り組むため、調査設計などの委託費用の予算補正を追加提案するものであります。  議員の皆様の御理解をお願い申し上げ、提案理由の説明といたします。よろしくお願いをいたします。  (質  疑) 24: ◯議長谷口一男君) 議案第34号について、質疑があれば承ります。  質疑はありませんか。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 25: ◯議長谷口一男君) 質疑がないものと認めます。よって、これにて質疑を終結いたします。  お諮りします。ただいま上程されている議案第34号は、入善町議会会議規則第38条第3項の規定により、常任委員会への審査付託を省略し、直ちに討論、採決の運びといたしたいが、これに御異議ありませんか。  〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 26: ◯議長谷口一男君) 御異議なしと認めます。よって、議案第34号は直ちに討論、採決することに決定いたしました。  (討  論) 27: ◯議長谷口一男君) これより討論を行います。  議案第34号について御意見があれば承ります。  〔「なし」と呼ぶ者あり〕 28: ◯議長谷口一男君) 御意見がないものと認めます。よって、これにて討論は終結いたしました。  (採  決) 29: ◯議長谷口一男君) これより採決いたします。  議案第34号 平成19年度入善町一般会計補正予算(第5号)について、原案のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。  〔賛成者起立〕 30: ◯議長谷口一男君) 起立全員であります。よって、議案第34号は原案のとおり可決されました。        ───────────────────────── 31: ◯議長谷口一男君) 以上をもちまして、本日の日程は終了いたしましたので、閉議いたします。  次に、議会日程を申し上げます。  本日、全員協議会終了後、議会運営委員会を開催し、一般質問の発言順を決定するほか、請願、陳情、その他の案件について協議をいたします。  次の本会議は10日月曜日午前10時から開議し、町政一般に対する質問を行います。特に通知書は差し上げませんので、各位には定刻までに御参集をお願いいたします。  この後の全員協議会は1時から開催いたします。議員並びに当局は全員委員会室へ御参集ください。  本日は、これにて散会いたします。  議員並びに当局には、大変御苦労さまでした。  午前11時48分 散会 ※寄附一覧表 ┌─────┬───────────┬───────┬───────────────┐ │寄附申出 │           │       │     寄 附 者     │ │     │   寄附金品等   │ 寄附目的  ├───────┬───────┤ │受付年月日│           │       │ 住   所 │ 氏   名 │ ├─────┼───────────┼───────┼───────┼───────┤ │     │           │       │埼玉県    │       │ │19.12.17 │  金2,000,000円   │異文化理解  │さいたま市北区│ 泉  英明 │ │     │           │教育基金   │東大成町   │       │ │     │           │       │1-263-2    │       │ ├─────┼───────────┼───────┼───────┼───────┤ │20. 1.22 │  漢詩掛軸 1幅  │新屋公民館の │入善町入膳  │ 竹内  博 │ │     │ (50,000円相当額) │備品として  │6135     │       │ ├─────┼───────────┼───────┼───────┼───────┤ │     │じょうべのま遺跡   │じょうべのま │入善町田中  │       │ │20. 2. 7 │説明版        │遺跡の備品と │500      │ 田中 武吉 │ │     │(100,000円相当額)  │して     │       │       │ └─────┴───────────┴───────┴───────┴───────┘ 発言が指定されていません。 © Nyuzen Town Assembly. All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...